マネ日記

悔し涙を流した新人戦から4ヶ月。
リベンジする時がやってきました。

試合の入り、雰囲気が違いました。誰かが掛け声をあげると共感するかのように声が続く。気持ちが表にでてこない人がいると、上げてこうと、巻き込む人がいる。
こんなに良い雰囲気の試合をみたことはありませんでした。この試合に懸ける思いの強さが手に取るように伝わってくる。私は嬉しくなりました。

3トライを先取し上々の立ち上がりではありましたが、前半の終了前に1トライ返され、やや疲れがみえはじめた後半の後半までに21対15まで迫られました。スコアではリードしていましたが、1トライ1ゴールで逆転される試合展開を固唾をのんで見守っていました。
前回の対戦では後半ノータイムから逆転を許しました。"あの時と一緒だ"と、みんなが思ったことでしょう。ここで油断したらダメだ、逃げ切るののではなく、突き放す。勝ちを決定づける1トライが欲しい。
残り10分、トライするか、されるか。
お互い必死の攻防が繰り広げられました。

その瞬間はやってきました。

トライを知らせるホイッスルの音と、選手が拳を高く突き上げたのはほぼ同時でした。
連続攻撃から開いたスペースに走り込み、トライ!!

歓声が上がり、自然と笑顔が溢れました。
今まで味わったことのないチームが1つになった感覚。本当にただただ嬉しかったです。絶対にこの先、この喜びあった瞬間を忘れることは無いと思います。

この試合までの4ヶ月色々ありましたが、みんな勝つためだけに頑張ってきました。
このみんなの頑張りが報われて、本当に嬉しいです。
前回の試合で逆転を許すきっかけとなったスクラム。あの悔しさを糧に幾度と練習を重ねてきました。今回の試合ではしっかりと練習の成果が出ました。たとえ押されてもボールキープは100%、逆に押し込む場面もみられるほど、強くなったと感じました。特に印象に残っているのは後半20分過ぎから自陣ゴール前でのスクラム。何度も組み直しとなり、相手のプッシュにも何とか耐え抜きました。

どの選手も、今日が1番かっこよかったです。
トライを決めた後のみんなの笑顔がたくさん見られて嬉しかったです。
たくさんの感動を届けてくれた選手たちにありがとうという言葉しか出てきません。

そして感謝しなければならないのは選手だけではありません。
先生、会場までの送迎や大きな声で応援をしてくださった保護者の皆様、会場の用意をしてくださった関係者の皆様、当日応援に駆けつけてくださったOB・OGの先輩方がいてくださったから、この試合ができたと思います。
本当にありがとうございました。

次は県大会。
ここでの勝利を大切に、前へ前へと進んでいきます。